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柳原可奈子、再デビューした今の目標は「若い頃の自分を超えること」【オリコンライターズ】
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10年ぶりの『踊る!さんま御殿!!』、和やかな収録の裏にある静かな緊張感
「新人の頃のようにドキドキでした。本番前に、さんま師匠の楽屋にごあいさつに伺った際、「10年ぶりに人妻になって戻ってまいりました!」って言ったら「おぉー、頼みます!」って、以前と同じようにおっしゃっていただいて「あぁ、こんな感じだったなあ」って。昔の雰囲気がすぐによみがえってきました」
柳原は2016年当時、『さんま御殿』番組内で号泣した経験を持つ。
「今回はそれ以来の出演だったんです。当時はまだ、見た目をいじることが当たり前だったのに、私はいじられなかったので『さんまさんは、なんで私の見た目をいじるようなトークをしないんですか?』って聞いたんです。そうしたら『いや、柳原はトークがうまいんやから、いじらんでもええやろ』って。その言葉があまりにうれしすぎて、本番中にボロボロ泣き崩れちゃって。私にとってはずっと励みになっている大事な言葉です」と振り返った。『さんま御殿』の出演となると、柳原だけでなくほかの出演者の目の色も変わるという。
「まず、みなさん椅子の背もたれに背中がついてない(笑)。『いつでも行くぜ!』みたいな。今日の私も直前まで『こうきたらこう答えよう』みたいなシミュレーションをしたり、トークのネタもたくさん準備したりしました。でも、久しぶりだったこともあって思うように出せなかったですね。話が枝分かれしていきますし、さんまさんが他の人に話を振っている間に次のテーマについて考える、みたいな。脳みそをフル回転させました」。
『踊る!さんま御殿!!』は今年で 29年目を迎える長寿番組。番組をけん引するさんまのすごさについて聞くと、「一言で語り尽くせないものでございますが」と、前置きをしつつ「プライベートでお食事をさせていただいた時も、テレビと全く変わらない。『さんま御殿』みたいに、まんべんなくいろんな方にトークを振って、ご自身の面白い話や最近のエピソードをずっとされるんですよ。ほとんどお食事も召し上がらず、集合から最後まで同じテンション。私たちもお腹抱えて笑うんですけど、何で笑ったのか覚えていないくらいあっという間で。しかも『さんま御殿』はトーク1本で、カンペもなければ台本もない。そんなストイックな番組、さんまさんじゃなければ成立しません」。
今回のテーマは『マジかよ!と思った自宅トラブル』と『何とかしたい!わが家のアノ場所!』の2本。印象に残っている共演者などについて聞いた。
「どちらも家族や夫婦の話題がテーマになっていたのですが、ケンコバ(ケンドーコバヤシ)さんや岡田結実ちゃんなど、カメラの前でご家族の話をすること自体がほぼ初めてという方ばかりで、すごく新鮮でした。あと個人的には、みなさんと久々にお会いできて単純にうれしかったです」。
家族の話に絡めて、柳原が旦那さんと過ごす大好きなひとときについて尋ねると、「お寿司の時間」と回答した。
「子どもたちが寝たあと『SUSHIショット』を2人でやっている時ですね。同じネタのお寿司を引っつけて進化させていくという、シンプルなパズルゲームなのですが。例えば鉄火巻きと鉄火巻きが引っついたらお稲荷さんになって、お稲荷さんとお稲荷さんが引っついたら卵になって。うまく合体させながら高得点を目指すゲームなんです。夜な夜なそれをやっていると、会話が弾むことに最近気づきました。お酒を飲みながら、近況報告をしようってなると話が進まないんですが、お寿司を引っつけ合いながらだと、話がすごく進むようになって。だからいまはお寿司の時間が楽しいです」。
夫婦でお互いに影響されることがあるという。結婚してからハマったというサッカー観戦は、もともと旦那さんの趣味だったそう。
「夫婦で鹿島アントラーズファンなのですが、アントラーズが最近すごく好調で。先日観に行った試合はアディショナルタイムにゴールを決めて勝ったんです。私、あんなにも気持ちが高揚したのは人生で初めてで、知らないおじさんとハイタッチしちゃったくらい(笑)」。
一方、柳原が旦那さんに影響を与えたものは美活。「私が美容健康に関することが大好きなので、夫もスキンケアとかすごく意識するようになりましたね。吹きかけるだけで小顔になる化粧水とか、昔から色んなものを試してきました。最近はハマっているのは、背中の血行をケアするグッズ。剣山のような針がついたマットなんですけど、夫も一緒に楽しんでくれて、最近は二人して剣山の上で寝ています(笑)」と明かした。
家族から学ぶ「家の中で笑顔と笑い声の大切さ」
「トーク番組などで私がほかの共演者の方のエピソードを聞く時でも、自分の笑い声で番組を盛り上げられたいという思いが一つ。そしてやっぱり家庭では夫のトークでちゃんと笑ってあげられているか自信がなかったので、自戒の念も込めて”笑い声”とさせていただきました(笑)。あとそうそう、上の子が学校に行くようになってから、毎朝すごくバタバタするんですよ。ある朝、いつものように子どもに注意しながら支度をしていたら夫に『かなちゃん、顔見てごらん』って言われて。実際に見たら本当に鬼みたいな顔をしていたんです。その時に改めて、家の中で笑顔と笑い声の大切さを学びました」。
出産と子育てを経て復帰してからは、自身の中で”再デビュー”という気持ちで活動しているという。今後やってみたいことはどんなことなのか。
「本当にありがたいことに、いろんなことをさせていただいて、新しいこともたくさんさせてもらっています。そんな中、何が一番うれしいかって、オファーをいただけることですね。再デビュー後に出してもらった番組に、また呼んでいただいたりすると、若い頃の何十倍もうれしくて。私は幸運にも早い時期からチャンスをいただけて、売れるようになっちゃったんです。でも実力が追いついてなく、悔しい思いをすることがたくさんありました。だから再デビューしてからは、番組に呼んでいただいたときに、若い時の自分を超えるくらいの気持ちで収録に臨ませてもらっています」。
最後に、番組の見どころをフリップに書いてもらった。そこにあったのは”『さんま御殿』初、我が家トーク”。
「私も含めて、いろんな方が結婚や出産を経て、今回の『さんま御殿』で家族や夫婦に関するプライベートなことを初めてテレビで披露しています。ゲストのみなさんが今まで見せなかった表情や言動がとても新鮮なので、ぜひそこを楽しんでいただきたいです」。
(取材・文/キャプテン・オオサワ)
※取材の模様は、24日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/深1:30)でもご覧いただけます。