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フリマサイトで買った中古リカちゃん→まさかの大変身に312万再生「天才がいます!」「これぞ劇的ビフォーアフター」
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「中古リカちゃん」のイエローヘアが復活…! ツヤと美しさを左右する大事な行程とは
「中古のリカちゃんをカスタムする際、まず決めるのが『もとの髪の毛を活かすか』、『植毛し直して新しくするか』です。今回のイエローヘアのリカちゃんは髪の毛の絡まりやチリチリとした焼け跡が若干あったものの、全体的に髪質が劣化している様子はありませんでした。そこで、植毛し直すことはせず、そのままの髪の毛を活かす方向でカスタムすることにしたんです」
――ちなみに、植毛をするのはどのような場合なのでしょうか?
「髪の毛が激しく劣化している時や、コンセプトに合わせたヘアカラーにしたい時でしょうか。ただし、その子の個性を活かすことを一番にしているので、むやみやたらと髪の毛を除去することはしないようにしています」
たくさん遊んでもらったあとが残るボサボサヘアの「中古リカちゃん」。(写真提供@nanae.2023)
「髪の植え方の仕様から、このリカちゃんはもともとポニーテールスタイルだったことが分かります。生え際もポニーテール用の形に固定されていたので、髪型はアップスタイルにするつもりでした。ただ、結び直すだけではツヤもなく、ぐちゃぐちゃのまま。そこで、まずは絡まった髪の毛をきれいに梳かすことからはじめ、少量ずつ手に取り、絡まりを解きながらゆっくり梳かしていきました。全体にクシが通るようになるまで1時間ほどかかりましたが、この工程が『髪のツヤ』や『美』を左右するのでとても大切です」
――確かに、動画で見ていても見違えるほどツヤツヤになっていき感動しました。
「梳かし終わったあとは、こなれ感のあるお団子ヘアにしたかったので、ストローをカットして作ったカーラーを使い、熱湯に浸して数日乾燥させカールを固定させる『お湯パーマ』を行っています。きれいにカールをつけ直せて大満足ですが、リカちゃんの頭サイズだと普通のストローでも経が大きすぎるので、巻き付けていく作業は少し大変でした」
ストローに髪を巻き付け「お湯パーマ」!(写真提供@nanae.2023)
あなたのリカちゃんは大丈夫? 経年劣化によって「辛いものを食べたような唇に…」
「カスタムする際に気をつけていることは『色移り』ですね。リカちゃんのお顔は、時間経過とともに塗料の色が染みていくことがたまにあります。特に唇の部分は染みが出やすいので、一度もとのメイクをオフし、再び色をのせる前に必ずつや消しスプレーを何度かふりかけてコーティングしています。この工程を挟まないと、リップに塗ったアクリル絵の具やパステルの色がリップ周りにぼやっと染み出して、知らない間に『辛いものを食べて唇が腫れたようなリカちゃん』が出来上がっていることがあるんです(笑)」
――まさかそんなことに…! 思いもよらないお話でした。
「ちなみに、デフォルトのメイクのままの場合でも、経年劣化で色が染み込んでしまったリカちゃんを見たことがあるので、長く保持しているものがある方は定期的にチェックされるのがいいかと思います」
汚れを落としてメイクアップ!(写真提供@nanae.2023)
「ドールは日光や湿度の影響を受けて劣化していきます。ですので、私も直射日光が当たる場所や湿度の高い場所、風通しの悪い場所での保管は控えるようにしています。箱に入れたまま保管したり、ケースに入れて保管したりしている方も多いかと思いますが、時折空気の入れ替えをしてあげると、経年劣化によるお顔や体、髪のベタつきをなるべく防げるかなと思います」
――しまい込まず、定期的にチェックすることが大事と。
「そうですね。それと、カスタムされている子のメイクは擦れや油に弱いので、着せ替え遊びなどをする際にも、極力お顔部分に指を当てず繊細に扱うように気をつけています」
「この子をきれいにしてあげたい…」その一心で習得したカスタマイズの技術
「全てのリカちゃんがお気に入りなのですが、より思い入れがある子は『変身シリーズ No.1』でご紹介した紫髪のリカちゃんです。購入した時は既に頭頂部が乱雑に短く切られており、髪の毛全体にいろいろな結び癖がついていました。でも当時は髪の毛を真っ直ぐにする方法など、何も分からなくて…。この子をきれいにしたい一心で、色々調べて今の技術を習得しました」
――紫髪のリカちゃんが、新たな扉を開いてくれたのですね。
「はい。試行錯誤を繰り返しきれいになったのを見た瞬間、リカちゃんの無限の可能性を確信したんです。同時に、私の人生に新たな喜びが生まれた瞬間でもありました。あの紫髪のリカちゃんに出会ってなければ、今の私はないかもしれない。そう感じるほど、感謝してもしきれない、恩人に対するような感情がある特別なリカちゃんです」