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「好きなことを生業にする」覚悟とは? 楽天モバイル・大前悠美ヴァイスディレクターが明かす“楽天人”としての矜持

新人時代の配属先が震災に…自身の無力さ実感しモバイル事業異動を決意

――2008年入社から3年間は仙台支社に配属されていたそうですね。そして2011年、ちょうど部署異動に伴い仙台を離れた直後に東日本大震災が発生しました。
【大前悠美さん】3年間慣れ親しんだ場所ですし、自分自身を磨いてくれた場所でもあります。仙台支社の仲間、担当した多くの店舗様やそのご家族が直接的な被害を受けている状況に胸が苦しくなりました。特に自分がよく訪問させて頂いた石巻にある水産加工会社の工場が津波で流されてしまったことを聞いたときは、ショックでしばらくはその場から動けなかったです。

――つらい状況の中でも楽天として、そして大前さんご自身としてもやるべきことに取り掛かったわけですね?
【大前悠美さん】楽天としては早いタイミングで基金を募ったり、ページを作成して直接的に店舗様への支援アプローチを様々な形で募るなど迅速に対応を行いました。弊社も暫くは臨時でお休みに入らざるを得ない支社も多かったですが、当時私は東品川のオフィスに近い場所に住んでいたので、節電で電気が付かない状況でしたが、出社して暗い中で片っ端から東北の店舗様にお電話して状況のヒアリングを行ったり、具体的な支援内容を確認したりと、自分に出来ることは全てやろうと思いました。でも同時に、有事の際に自分が出来ることの限界、自分自身の無力さを実感したこともまた事実でした。

――ご自身が感じた“無力さ”は、有事の際だからこそ社会インフラの更なる向上を痛感させられたと推察されます。そのような経験を経て2020年よりモバイル事業に大前さんが参画されるのは、必然性を感じます。“第4の携帯キャリア”として市場参入を発表した当時、社内はどのような状況でしたか
【大前悠美さん】私が異動する前に、何人かの近しいメンバーが先発隊としてモバイル事業に異動していて、色々な話が聞こえてきました。特に携帯キャリアとしては後発になりますので、基地局の設置に凄く苦戦しているということ。もちろん大変そうでしたが、メンバーが凄く楽しそうに見えたのが印象的でした。当時の私は基地局をどのように建てるのかも分かっていなかったのですが、さまざまな交渉を行ったり、工事会社様との連携などの話をメンバーから聞くたびに、エキサイティングというか、ワクワクするような表情をしていたんです。私が入社した時の楽天市場っぽい雰囲気をモバイル事業に感じて…。自分もそこに飛び込んでみたくなったというのが異動の理由でした。

――新卒の時、オフィスのドアを開けた瞬間の熱量・熱風が、モバイル事業に感じたのですね。
【大前悠美さん】新卒の際に芽生えた、飾らずに実直にお客様と向き合う姿勢を、もう一度取り戻したいという思いがあったのかもしれません。基地局の建設も文字通り足を使っての直接的な交渉で承諾を得る。どうしてもこのビルに(基地局を)建てたい、どうしてもこのエリアのカバーが必要となると、何度も何度も交渉を継続したりだとか、ツテをたどってオーナー様にご紹介いただき、何とか交渉したりだとか、地道な交渉をしないと基地局の増加には繋がりません。時には、苦戦を強いられる交渉もありました。

――でも、それが堪らなく楽しい。
【大前悠美さん】はい。攻略し甲斐がありますよね(笑)。

楽天人とは「相手の心を動かせる人」

――“楽しいこと”を生業にして生活していくことは素晴らしいことだと思います。一方、楽しいことを継続するのは決して“楽ではない”と思います。“楽しいこと”を継続するために何が必要だと思いますか?
【大前悠美さん】まず、自分が楽しいと思えることで対価を得るということは、相応の覚悟が必要だと思います。自分が楽しんでいるだけで、会社への貢献が低いようではバランスが取れない。楽しいこと、好きなことだからこそ収益を生み出さなければ、“楽しい”を維持していくのは難しいかも知れません。

――確かに。組織に属しているのであれば、尚更「楽しいことで対価を得る」ことの重みを考えるべきですね。
【大前悠美さん】“好き”を維持するためにも、嫌いにならないためにも努力が必要です。それが“好き”を更に肥大化させていくことに繋がると思います。

――最後にお伺いします。御社の社員の方に取材をする際、“楽天人”という言葉をよく聞く機会があります。大前さんにとって“楽天人”とは?
【大前悠美さん】そうですね……私自身もまだ明確な答えを導き出している訳ではないのですが、やはり圧倒的なポジティブパワーを持って徹底的に遂行する人だと思います。それがエンパワーメントにも繋がっていきますし、楽天 グループが、そのマインドを持った人の輝ける場所として、いつまでも在り続けていたいです。

「すみません! まだ、こういった取材に慣れていなくて…。補足分があれば何時でも仰って下さい」

 取材後に大前さんから掛けられた言葉だ。屈託のない笑顔と尽きることのない情熱で他者との距離を驚くほど、自然に詰めてくる。「“楽天人”とは何か?」の問いに対して答えるならば、それは「相手の“心を動かせる人”」が正解なのかも知れない。
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